答えは丁寧に書きましょう。計算の途中式も書きましょう。終わったら見直しをしましょう。
制限時間: 50分 | 合計: 100点満点
Q1. (10点)
次の( )のカタカナを漢字に直しなさい。
Q2. (10点)
次の下線部の漢字の読みをひらがなで書きなさい。
Q3. (3点)
次の( )に入る最も適切なことわざを、ア〜エから一つ選びなさい。
「彼は何度失敗しても諦めない。まさに( )だ。」
Q4. (3点)
次の( )に入る漢字を補って、四字熟語を完成させなさい。最も適切なものをア〜エから一つ選びなさい。
「一期( )会」
Q5. (4点)
次の文の下線部の敬語の種類として正しいものを、ア〜エから一つ選びなさい。
「先生がおっしゃったことをよく聞きなさい。」
Q6.
次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。
私たちは毎日、数え切れないほどの「対話」を行っています。朝起きて家族と交わす挨拶、学校での友達との会話、先生への質問——。こうした言葉のやりとりは、あまりにも日常的すぎて、その大切さに気づかないことも多いでしょう。
しかし、①対話とは単なる情報の交換ではありません。それは、相手の心に触れ、自分の心を開く行為なのです。
たとえば、友達が悩みを打ち明けてくれたとき、あなたはどうしますか。すぐに解決策を提案するでしょうか。それとも、まず話を聞くでしょうか。多くの場合、悩んでいる人が本当に求めているのは、「答え」ではなく「理解」です。( A )、ただ黙って話を聞いてもらうだけで、気持ちが楽になることがあります。
このように、対話には「聞く」という側面が非常に重要です。②私たちは話すことばかりに気を取られがちですが、実は聞くことこそが対話の本質なのかもしれません。
ところで、なぜ「聞く」ことがこれほど大切なのでしょうか。それは、③聞くことによって、私たちは相手の立場に立つことができるからです。自分とは異なる考え方や感じ方を知り、「なるほど、そういう見方もあるのか」と気づく。この体験が、私たちの心を豊かにし、世界の見方を広げてくれるのです。
現代社会では、SNSやメールなど、文字だけでやりとりする機会が増えています。これらは便利なツールですが、④相手の表情や声のトーンが見えないため、誤解が生じやすいという問題があります。「あの人は冷たい」と感じていたメッセージが、実際に会って話してみると、ただ忙しかっただけだったということもあるでしょう。
だからこそ、直接顔を合わせて対話することの価値は、むしろ高まっているといえます。画面越しではなく、同じ空間で息づかいを感じながら話すことで、言葉だけでは伝わらないものが伝わります。それは、相手への敬意であり、「あなたの話を聞きたい」という姿勢そのものです。
もちろん、対話が苦手だという人もいるでしょう。何を話していいかわからない、沈黙が怖い、と感じることもあるかもしれません。しかし、対話は上手に話すことではありません。たとえ言葉が少なくても、相手に関心を持ち、耳を傾ける姿勢があれば、それは立派な対話です。
⑤私たちは一人では生きていけません。家族、友人、地域の人々——さまざまな人とつながりながら生きています。そのつながりを支えているのが、対話なのです。
日々の生活の中で、意識して「聞く」時間を作ってみてはどうでしょうか。スマートフォンを置いて、目の前の人の話に集中する。そうした小さな積み重ねが、あなたの人間関係をより豊かなものにしていくはずです。
対話の力を信じ、まずは身近な人との会話を大切にしてみましょう。きっと、新しい発見があるはずです。
Q7. (4点)
本文中の( A )に入る最も適切な接続詞を、ア〜エから一つ選びなさい。
Q8. (4点)
傍線部①「対話とは単なる情報の交換ではありません」とありますが、筆者が考える「対話」とはどのようなものですか。最も適切なものをア〜エから一つ選びなさい。
Q9. (4点)
傍線部②「私たちは話すことばかりに気を取られがち」とありますが、これはどのような意味ですか。最も適切なものをア〜エから一つ選びなさい。
Q10. (4点)
傍線部③「聞くことによって、私たちは相手の立場に立つことができる」とありますが、その理由として最も適切なものをア〜エから一つ選びなさい。
Q11. (4点)
傍線部④「相手の表情や声のトーンが見えないため、誤解が生じやすい」とありますが、この部分と関連して、筆者が述べていることとして最も適切なものをア〜エから一つ選びなさい。
Q12. (5点)
本文の内容と合っているものを、ア〜エから一つ選びなさい。
Q13. (5点)
この文章の要旨として最も適切なものを、ア〜エから一つ選びなさい。
Q14. (5点)
傍線部⑤「私たちは一人では生きていけません」とありますが、筆者がこのように述べる理由を、本文の内容に基づいて五十字程度で説明しなさい。
Q15.
次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。
八月の終わり、陽菜は教室の窓から入道雲を見上げていた。夏休みもあと数日。来週から始まる二学期のことを考えると、なんとなく気が重かった。
「陽菜、ちょっといい?」
振り向くと、美咲が立っていた。いつもの明るい表情とは違い、どこか緊張した面持ちだった。
「どうしたの?」
①美咲は少し間を置いてから、小さな声で言った。
「あのね、私、転校することになったの」
その言葉が、陽菜の胸に鋭く刺さった。
「え……転校って、いつ?」
「九月から。お父さんの仕事の都合で、大阪に引っ越すことになって」
美咲とは小学三年生のときからの親友だった。一緒に登下校し、休み時間には必ずおしゃべりをして、放課後には公園で遊んだ。②そんな日々が当たり前のように続くと思っていた。
「急だね……」
それしか言葉が出なかった。もっと何か言いたいのに、頭の中が真っ白になってしまった。
美咲は窓の外に目をやった。
「私もびっくりしたよ。先週知らされて、ずっと言えなくて。陽菜に言ったら、本当になっちゃう気がして」
③その言葉を聞いて、陽菜は自分だけが取り残されたような気持ちになった。美咲はずっと一人で抱えていたのだ。自分は何も気づかなかった。
「ごめんね、急に言って」
美咲の声が少し震えていた。
「ううん、謝らないで」
陽菜は首を横に振った。本当は泣きたかった。でも、ここで泣いたら、美咲をもっと辛くさせてしまう気がした。
その夜、陽菜は自分の部屋で美咲との思い出の写真を見ていた。運動会、遠足、学芸会——どの写真にも二人で笑っている姿があった。
「転校しても、友達でいられるよね……」
そうつぶやいてみたものの、不安が消えることはなかった。
翌日、陽菜は美咲に手紙を書くことにした。今の気持ちを伝えたかった。でも、何度書いても、うまく言葉にならない。消しゴムで何度も消して、書き直した。
結局、書けたのは短い文章だった。
「美咲へ ずっと一緒にいられると思ってた。でも、離れても友達でいてね。大阪に遊びに行くから。 陽菜より」
④簡単な言葉しか書けなかったけれど、これが今の自分の精いっぱいだった。
始業式の朝、陽菜はその手紙を美咲に渡した。美咲は手紙を受け取ると、目に涙を浮かべた。
「ありがとう。私も陽菜に手紙書いたの」
美咲が差し出した封筒には、「陽菜へ」と丁寧な字で書かれていた。
⑤二人は何も言わずに、しばらく黙ってそこに立っていた。言葉にしなくても、お互いの気持ちは伝わっていた。
やがて、始業式の鐘が鳴った。
「また連絡するね」
美咲が言った。
「うん、待ってる」
陽菜は笑顔で答えた。泣きそうだったけれど、最後は笑って別れたかった。
教室に戻る美咲の背中を見送りながら、陽菜は思った。別れは悲しい。でも、美咲と過ごした時間は、ずっと自分の中に残る。それは誰にも奪えない大切な宝物だ。
ポケットの中の手紙を握りしめながら、陽菜は空を見上げた。入道雲は昨日より少し小さくなっていた。夏が終わろうとしている。でも、新しい季節が始まる。
Q16. (5点)
傍線部①「美咲は少し間を置いてから、小さな声で言った」とありますが、このときの美咲の気持ちとして最も適切なものをア〜エから一つ選びなさい。
Q17. (5点)
傍線部②「そんな日々が当たり前のように続くと思っていた」とありますが、このとき陽菜はどのような気持ちですか。最も適切なものをア〜エから一つ選びなさい。
Q18. (5点)
傍線部③「自分だけが取り残されたような気持ちになった」とありますが、陽菜がそう感じた理由として最も適切なものをア〜エから一つ選びなさい。
Q19. (5点)
陽菜が美咲の転校を聞いた直後、「もっと何か言いたいのに、頭の中が真っ白になってしまった」とありますが、これはどのような状況を表していますか。最も適切なものをア〜エから一つ選びなさい。
Q20. (5点)
陽菜が手紙を書いたとき、「何度書いても、うまく言葉にならない」とありますが、その理由として最も適切なものをア〜エから一つ選びなさい。
Q21. (5点)
傍線部④「簡単な言葉しか書けなかったけれど、これが今の自分の精いっぱいだった」とありますが、この文から読み取れる陽菜の気持ちとして最も適切なものをア〜エから一つ選びなさい。
Q22. (5点)
傍線部⑤「二人は何も言わずに、しばらく黙ってそこに立っていた」とありますが、この場面の説明として最も適切なものをア〜エから一つ選びなさい。
Q23. (5点)
物語の最後で「入道雲は昨日より少し小さくなっていた。夏が終わろうとしている。でも、新しい季節が始まる」とありますが、この描写の効果として最も適切なものをア〜エから一つ選びなさい。
Q24. (5点)
陽菜は「泣きそうだったけれど、最後は笑って別れたかった」と思いました。陽菜がそう思った理由を、本文の内容に基づいて四十字程度で説明しなさい。
・今日のテストはどうでしたか?(かんたん / ふつう / むずかしい)
・とくにがんばった問題はどれですか?
・次にがんばりたいことは?